筋トレすると太る？それともダイエットできる？真相はどっち？

一昔前までは筋トレというとムキムキの男性が行っているイメージがありましたが、現在では筋肉を付けるだけでなく健康な体をキープしたりダイエットするために多くの人が利用するようになりました。

新型コロナウイルスの影響によって一旦ジムの閉鎖などが相次ぎましたが、感染者が大幅に減少したことによって再び利用者が増えてきています。

しかし、筋トレについて疑問を感じている人も少なからずいるかもしれません。

それは「筋トレして筋肉を付けてしまってダイエットできないのでは？」という疑問です。

確かに、筋肉は硬くて重いというイメージがありますし、スポーツなどでも筋肉を付け過ぎた選手は動きが遅くなったりするものです。

この記事では、そんな「筋トレすると太るのか？それともダイエットできるのか？」という疑問について解説していきたいと思います。

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筋肉は重い？

冒頭でも挙げた通り、その見た目から「筋肉は脂肪よりも重い」というイメージを持っている人はかなり多いかと思います。

実論から言うと、「筋肉はイメージ通り脂肪よりも重い」のです。

例えば3辺が10㎝の立方体であれば、筋肉が「1,100g」脂肪が「900g」となり、200ｇ重いということになります。

この事実から導き出せる答えは、「筋肉の方が重いなら筋トレで筋肉を付けるのは逆効果だ」という結論です。

しかし、この結論はいささか大雑把すぎるような気がします。

現実には、筋トレで筋肉を付けることで「基礎代謝が上昇し、痩せやすい状態を作ること」ができます。

「運動しても全然痩せられない」という人は、この基礎代謝量が少ないことが原因になっているケース（もしくは動く量が足りていないか）がほとんどです。

筋トレを行い基礎代謝量を上げることで痩せやすい体を作ることが可能ですが、筋肉自体が重いため、太ると感じている人は多かったりします。

事実、鍛え始めの段階ではトータルの体重は若干増える傾向にあります。

「ほら、やっぱり増えるんじゃん！」

そんな気持ちになった人も安心してください。

それは一時的なもので、運動を続けることで次第に代謝量が増え、体重減少効果を期待することができるのです。

ただし、1点だけ注意点があります。

それは「鍛え過ぎないこと」です。

稀に筋トレにハマってしまい、ムキムキの体になるまで没頭してしまう人がいますが、こうなると脂肪燃焼のスピードよりも筋肉増加のスピードが上回るので結果的に体重が増加してしまいます。

ただしこういった人は稀です。筋トレしすぎて体型がおかしくなるほどできる人はダイエットに失敗することはありません。

筋トレは脂肪燃焼効果が高く、基礎代謝を上げることができるので、非常に効果が高いダイエットだと考えられます。

自宅でスクワットや腕立て伏せ、腹筋などの自重トレーニングを習慣化させるだけでも良いですし、スポーツジムでマシンを使いながら本格的に実践してみても良いでしょう。（ハマり過ぎに注意）

ある程度筋肉がついてから、ランニングマシーンやエアロバイクといった有酸素系のトレーニングを行えば、一気に脂肪を燃焼させていくことができるはずです。

天気の良い日などは自宅周辺をランニングするというのもおすすめです。

筋トレは自宅でもできますが、一度スポーツジムで筋トレをするという習慣を試してみるのは非常におすすめです。

一般的に知られているランニングマシーンやエアロバイク、ベンチプレスの他にも、「チェストプレスマシン」や「ラットプルダウンマシン」「ショルダープレスマシン」「レッグプレスマシン」など、その種類は実に多彩です。

本格的なマシンを使うことで確実にテンションは上がりますし、専門的であるがゆえにより高い効果が期待できます。

筋トレを習慣化させることで基礎代謝を上げられるので、長期的に考えると非常におすすめです。

基礎代謝を上げておくと、例えば筋トレ以外の生活内で階段を上ったり、歩いたりといった行動を取るだけでも高い脂肪燃焼効果が期待できます。

外見的にも魅力的に見えるので、きっと自信が付いたり膨らんだお腹を見て自己嫌悪に陥るようなこともなくなることでしょう。

今回は、「筋トレすると太るのか？それともダイエットできるのか？」という疑問について解説してきました。

こういったポイントを踏まえると、筋トレを習慣化することで、ダイエットすることは十分に可能だと言えるのではないでしょうか？

実際に多くの人がダイエットに筋トレを取り入れているということがその証明と言えるかもしれません。

「痩せたい」と強く思っている人は、ぜひ筋トレダイエットを試してみてはいかがでしょうか？